7月29日、HostingのRackspace(NYSE上場)は、これまで提供してきたPublic Cloudだけでなく
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今回のPrivate Cloud発表の狙いは、同社ユーザーの防衛と新規開拓の2つだ。
まず、ユーザー防衛では、既存ユーザーがAmazonなどに流れることをPrivate Cloudの提供で引きとめる。Privateにすることで、より安全となり、また、専用Portal経由で自由に運用管理できる点がウリである。次に、新規開拓では、提供の遅れている大手ITベンダーのユーザー取り込み、さらには他Public Cloudユーザーの引き剥がしなどもある。
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提供されるDVSのタイプは上図のとおり。発表では、Private Cloudの最小構成はこれらのDVSから選択した8つのVMからなり、費用は$6,000/月(ないし$54,000/年)程度からだという。この価格には、ライセンス料金の高いVMware製品が含まれていることを考えると格安だ。共に実績のある同社のホスティング環境とVMwareの仮想環境を組み合わせて、安心してPrivate Cloudの構築をして貰おうという戦略が功を奏するか注目である。